痛い
大きな声でなくていいので、いいましょう。 着物で通勤の時は、雪駄や下駄のことが多いと思います。 ラッシュ時に踏まれると、靴よりも確実に痛いですよ、足袋は。 大きすぎる声だと、無用なトラブルに巻き込まれて、電車を遅らせてしまうことになりかねるので、気を付けてください ^-^;
今回は、履物についてです。 着物の時の履物は雪駄、下駄など、靴のように足全体を覆っていない履物が多いと思います。
私の場合、「履き方が悪いのでは?」と言われるくらい、鼻緒がぶっちぎれます。
鼻緒が挿げ替えられない“軽装”は、最短は一ヶ月。長くて1年くらいで鼻緒が切れます。
左右入れ替えて履いてはいるものの、どうも右側に偏りがあるようです。
片方の鼻緒が切れてしまいます。
そんなこともあり、鼻緒が挿げ替えられる岩佐さんの雪駄を選んでいました。 雪駄の直販はないみたいですので、ネットショップなどで検索してみてください。
むろん、ほかの雪駄も鼻緒を挿げ替えることはできますが、岩佐さんのは中にコルクが入っていて厚みがあり、クッション性があるのでとても歩きやすいです。
鼻緒が挿げ替えられない軽装の雪駄では、カジエスタさんのを履いています。
私が使ったことがある軽装雪駄の中ではコストパフォーマンスが良いです。
裏がタイヤのパターンになっていて、グリップ感があります。
軽装の雪駄は、ネットでもたくさん販売されていますが、可能であれば手に取って、いや、足にあわせてから買うことをお勧めします。
足の甲の幅、厚みで、履き心地は人それぞれです。 それともう2点、履物を選ぶ時に、注意したい点があります。
厚みと底の素材です。 厚さが、薄いものがあります。 立っていると、かかとや腰にきて疲れてきてしまって、私には向きませんでした。 薄くて歩きにくいものを颯爽と履く、そんな美学の現れであるとは思うんですが、私には、そんな美意識を通じないほど、アスファルトは硬いんです。 通勤にはお勧めしません。
あと、底の素材が低反発のウレタンみたいにやわらかい素材のもの。
晴れていればいいのですが、雨の日など、濡れたタイル敷きの路面は滑ります。 滑って転んでケガをしたことがありますOrz
通勤に使う場合、コストパフォーマンス、大切ですよね。 以前、スーツの時にも書きました。 安いにこしたことはないんです。 ただ、安いからといってケガをしてしまっては元も子もありません。
そのあたりを勘案して、昨年から履き始めたのがサンダル。
今は、鼻緒型のものを使っていますが、他のタイプも使っていってみたいと思います^^
着物で通勤ってできるの?
2年間、埼玉から東京まで、晴れの日も台風の日も着物で通勤し、 1年以上も、片道2時間を着物で通勤(洋服の時もあった^^;)、 最近はフリーランスになって、着物でノマドワーカーになった“中の人”が 着物で通勤する「和装通勤」について、つづっていきます。 他にも記事がご覧になりたい方はこちらからどうぞ^^