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執筆者の写真裕樹 高野

いかした角帯

角帯は“織”が圧倒的に多いです。

染や、プリントがされた角帯もありますが少数派です。

プリントの角帯はどちらかというと、 “織で表現をするのをプリントすることで価格を下げた”的な角帯のが多い様に思います。

むろんプリントが悪いわけではありません。 プリントの良さを生かした角帯が少ないことが、残念なんです。

今日は、少し変わった“織”ではない、角帯を3点紹介します。 紹介する角帯、カジュアルなイメージを受けるのか、すぐにデニムや木綿でという提案を受けますが、私自身は、絹物の着物でも十分楽しめると思いますよ^^

角帯は巾もなく、“あのデザイン”が生かされるのか?という心配は無用でした。 著作権が切れた絵などを上手に使われている、ゴフクヤサンドットコムの角帯はどれも飛ばしています。

 

池袋にある、ゆめこもんさんで取り扱っている角帯2点です。 ビブリオフィリアの方にどうぞ^^ 綿のプリントかと思ったら、絹75%で、帯芯まで入っています。

インドネシアや、アフリカの布は、着物との相性がいいのは知られています。 紹介するのは、インドネシアのバティック(ろうけつ染め)で染めた布でつくった角帯です。 あまり布でパッチワーク的に作られたんだと思いますが、そこが“味”になっていますね^^

 
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