下駄の石の食い込み。 食い込むだけならいいんだけど、食い込んだ石が取れないままタイルの上とか歩くと、嫌な音をたてるんです(/_;) 写真の様な養生のゴムを貼っていても、アスファルトの道路ではあっという間に減ってなくなります。以前、通勤で朝夕各30分歩いていたらゴムはすり減り、歯がみるみる削られてなくなっていきました。 でも、歯ゴムをすると、下駄のカラカラという音がしなくて少し寂しいですね。 ただ、改めて気になっているのは、下駄は地面よりも高くなるので、雨の日とかは足もとが濡れずにすむのかな?と思っています。 この下駄の底に薄く張ったゴム。おそらくクッション性と下駄の養生のために貼ったのが最初では?と思うのですが、その効果はそれほどあるとは思っていません。 以前ネットで、電動工具を使って底を全部剥がして、他の素材を貼っている着物屋さんをみかけました。 随分手間をかけられているなぁ~と、感心しましたが、そもそもは履物屋さんがもっと研究していく範疇なのかな?とも思いました。 底の素材を底の減り具合を見る、“アタリ”と割り切っている「黒田商店」さんという履物屋さんもあります。 それなりのお値段がしたのですが、海外の靴職人さんが一人一人の足にあわせて靴を作るような、そんな下駄でした。いつか履いてみたいと思います。 この下駄は、以前在職していた会社で土足厳禁の社内履き用に購入したものですが、“音が気になる”という理由で社内履きを禁止されました。 着物屋なのに、下駄の音が気になるなんてね・・・