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執筆者の写真裕樹 高野

石底の足袋


2種類の足袋の底の断面を並べて写しています。 上の白い底が良く流通している足袋の底。 下の黒い底が石底と呼ばれる、大工さんや舞台の裏方の方が履かれているものです。

少しアップの画像もアップしておきます。 石底の足袋の底は、他の足袋より2倍くらい厚みがあるんです。 私は普段から石底の足袋を愛用しています。 理由は2つ。 理由その1 堅牢性 大工さんや、舞台の裏方さんが使っていることもありタフです。 通勤もですが、普段からよく歩きますので、鼻緒にあたる部分も痛みますが、つま先の部分に穴が空いてしまいます。 靴下と違い、左右を変えて履くことができませんので、 丈夫にこしたことはありませんよね(;^ω^) 理由その2 底の厚さ 画像の通り他の足袋よりも厚みがありますので、クッション性があります。 板の間での立ち仕事をしていて、この厚さに助けられたことがあります。 また、冬場の床からの冷気も防いでくれます。 足袋、つい後回しになってしまいませんか? 足の形は人それぞれなので、既製品があわない、満足できない方も多いと思います。 型を起こして誂えても満足できないという方もいらっしゃるようです。 余談ですが、私はたまたま既製品で足にあうので良かったですが、購入する足袋のサイズは徐々にを靴サイズから足サイズにあわせていったので、27cm→26.5cm→26cmと小さくなってきました。 穴の空いた足袋は一本歯下駄のウォーキングに使っていますが、27㎝の足袋は指が一本入るくらいの余裕がありますが、26㎝の足袋はピッちりシワもよらない感じです^^ 既製品、誂え、タビックスなど種類はたくさんありますが、底に関しては石底はお勧めです。 足にあうもので石底があれば、一度お試しください。 色についてはほぼ一択だと思っていたのですが、お祭り用で白足袋もあるようです!

 

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