綿薩摩と聞けば、 「東郷織物さん」 と答えが返ってくるくらい、小売店さんで目にする・手にする機会も多いと思います。
私自身、東郷織物さんの大島を実際に手にとってみたことはありませんでしたので、今回、初の東京での販売展示会を開催されるとのことでしたので伺ってきました。
前日から体調が悪く電車の揺れもつらかったのですが、大島、綿薩摩、夏大島、襦袢地、それを素材として作られた洋服をみていたら、興奮してきて血行が良くなってきたのか、体調が良くなってきました(;^_^A
お話しを伺うと、大島紬、夏大島、綿薩摩は、ご自宅でお手入れ(押し洗いによる手洗い)ができるように処理済だそうです。 アイロンかけるが大変ですけどね(;^_^A
夏大島がご自宅でお手入れができるんです! この記事を書いていて、また興奮してきてしまうのですが、 お手入れのランニングコストで躊躇していませんでしたか? 夏場に絹布が着られるんですよ! それも夏大島のシャリ感!
無論、夏の着物ですから、襦袢を着て肌に直接触れないようにしたり、着る度に毎回は洗ったりはしないですが、ランニングコストがグっと抑えられます!!!
これは、久しぶりに着てみたい、洗ってみてどんな風だか試してみたい着物です!!
また、ネットで噂の襦袢地も拝見させていただきました。 普段、自宅で洗えることもあり、綿の半襦袢を使っていますが、襦袢というよりも綿シャツって感じです。 でも、東郷織物さんの襦袢地は経糸にエジプト綿、緯糸に絹糸を使って織られていて、とても軽やかで、ご自宅でお手入れができるそうです。それと、襦袢地という無地のものが多いですが、縞などの柄ものがあるのもステキです^^
また、大島、綿薩摩、襦袢地をつかって洋服も作られているそうです。 着物地を使った、またはリメイクした洋服というのは、 「着物ってステキでしょ、洋服にしてみました」 「大島紬ってステキでしょ、スカートにしてみました」 というアプローチが多く、あまりグッとくるものに出会いません。 でも、東郷織物さんのは、 「このスカート、ステキ♪ え?!これ大島なの?それも夏大島なの?ホント?」 という、アプローチがとてもグッとくるんですね。
東郷織物さんの販売展示会は、 2020年1月20日(月)まで、 原宿 アート・イン・ギャラリーで開催しています。
また、オンラインショップでは、アウトレット商品の販売もされています。綿薩摩、夏大島が驚きの価格です。