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執筆者の写真裕樹 高野

実験:和洋ミックス


どちらかというと雨の日の外出の時に靴をあわせたり、半襦袢代わりに安価でコンスタントに手に入れやすいという理由でシャツをあわせたりと、必要に迫られて和洋ミックスが多いです。

先日投稿した、学生の方の和洋折衷・和洋ミックスや、Mac nakata @着物生活造形作家さんに刺激を受け、和洋ミックスの実験をしてみました。

実験ですので、課題はいっぱいありますので、ご笑覧ください。

●女物の着方の現状 色柄が豊富、価格が手ごろということで、女物を着られる方がいらっしゃいます。 以前は、ハギを入れるなど手をかけて着られる方が多かった様に思いますが、最近は丈をあわせて(裄が短め)で着られる方を多く見かけるように思います。

裄をあわせて着る方もいらっしゃいますが、お端折りの必要があって男性になじみがないこともあってか、あまりお見かけしません。

●実験で着た着物 随分前にリユースの着物を販売されているお店で購入した、女物から男物にリメイクしたウールの着物です。 購入するときも、裄が短く、丈が長くて、幅も無くてサイズが気になったのですが、手触りの良さから購入しましたが、着にくくて10年くらい放置していました(;^_^A この着物は身丈であわすには丈が長く、裄であわすには短いという、とても課題が多い着物なので、和洋ミックスコーデの実験にちょうど良い様に思います(;^_^A 今回の和洋ミックスの実験、動画で撮ってみましたので、よろしければご覧ください。

●実験 和洋ミックスなので、長着の下に私の持っている数が少なくなりつつある、洋服のユニクロの上下にしました。

長着のおはしょりを作るあたりをお尻に乗せるようにし、衿先を腰ひもを締める腰骨あたりに持ってきます。 そしてベルトで衿先の上からギュッとしめます。 ズボンの時の位置ではなく、腰ひもの位置です。 ベルトではなく、腰紐でも良いと思います。 ブカブカっとなった部分を上に手繰り寄せて、ベルトのところで折り返しておはしょりをつくります。

裾の位置は、ふくらはぎと、くるぶしの間くらいです。

お端折りをつくるには中途半端に身丈が足りないように思いますし、着方が悪い?(;^_^A ので衿が崩れます。 そこで、オリジナル兵児帯を、上からグルグルと締めてあげます。 角帯よりも幅がありますので、いい具合に衿元も収まりました(たぶん(;^_^A)

和洋ミックス感が薄いので、以前紹介したHジャケットを羽織ってみました。

●感想 ・・・和洋ミックス感がかなり薄く、なんかゲームの悪役キャラみたくなりましたね(;^_^A

裾がハの字に開いて、仮面ライダーウィーザードっぽくなったのが気に入っています。

下にズボンを履いているので、裾の乱れは気になりません。 家の中で終日着ていましたが、大きく着くずれることはありませんでした。

身幅がなくて前を開けてガウンの様にして着るバリエーションとしては良いかな?

普段着ているサイズのあった着物だとどんな感じになるのかが、気になります。

でも、お端折りをするのであれば、先日SNSで紹介したMac nakata @着物生活造形作家さんみたく布用ボンドを使うのも手ですね(;^_^A

和洋ミックスの道は遠いですOrz

 

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