top of page

父の浴衣

執筆者の写真: 裕樹 高野裕樹 高野

女性は着物を着はじめると、 「着物が集まってくる」と、 よく聞きます。

男性の場合、そんなことはほぼ無く、 極まれにあってもサイズがあわないことが多いです。

以前、私もウールのアンサンブルをいただいたのですが、 私にはサイズが小さいかったので箪笥の肥やしになっていましたが、 一年ほど経ってから、羽織を職場にいた女性に、長着をちょうどサイズのあう男性がいらっしゃったので、さしあげました。 着ていただけ何よりです^^

着物をきはじめたばりの頃、同居していた母が嬉々として父が着ていた羽織や、母が縫った浴衣を、押し入れから出してきました。 羽織は少し丈が足りませんでしたが、今でも気にせずに今でも着ています。 浴衣は、父と私は身長が20㎝くらい違うのでそのまま着ることはできませんので、上げを出してくれしました。 縫った本人ですから、そこは手が早いです^^ 母方の祖父は、よく着物を着ていたそうです。そんなことも重なったのかもしれませんね。 画像をアップしましたが、あげが無いの、わかりにくいですね(;^_^A

父の浴衣は、最近はあまり見かけない色柄・生地で、少し古臭く感じますが、これを父が着ていたんだと思うと、着ていた姿を見たことがないのに懐かしい様な気持ちになります。

「着物に興味がある」というと、 ついお店を紹介したり、着物の相場観をお伝えしまいがちです。 「着物や浴衣に興味がある、着たい」と思ったら、 まずはお父さんや親族の方々が着ていたものが無いか、聞いてみるのも良いと思います。 今年はお盆でも帰省しにくいような社旗情勢です。 電話で声を聞くついでに、着物が無いか聞いてみてはいかがでしょうか?

 

日曜日から金曜日まで、Twitterでライブ放送をしています。 お時間あれば、お聞きください^^ →Twitterアカウント

bottom of page