帰国する度に
「ラーメンに行きましょう!」と約束をするばかりで、なかなか実現できなかったので、先日やっと実現しました。
Yさんとは、私自身が小売店で働いている時からですから6年近くのお付き合いになります。
お仕事はIT関係のエンジニアで、出会った当時からすでに、日本とアメリカを行ったり来たりされていました。
男の着物に興味があると伺い、地元のお店に一緒にいったり、「ご自宅の近くにリユースのお店がありますよ!」などの情報をお伝えしたり、当時私が働いていた小売店にお仕立てに出していただいたりと、長いお付き合いの中、すでに聞いたかもしれないことを、改めてお聞きしました。
職場の仲間たちと撮った写真を送っていただきました。一番左の袴姿がYさんになります。
着物に興味を持たれたきっかけは?
アニメ「るろうに剣心」や、スターウォーズを観ていて、ぼんやりと着物に興味があったそうです。 ただ、「ご自身が着る」、「着るためにお店に行く」までにはいたらなかったそうです。
当時、昔同僚だった女性が着物を着ていることを知り、いろいろ話しを聞くく中で、
何かの時にしか着ないではなく、
普段から、そして仕事でも着ても良い
というお話しを伺って、着物への興味が沸々と湧いてきたそうです。
そして、同僚の女性が私を紹介したことで、Yさんの着物好きの「口火」を切ってしまったようです(;^_^A
仕事場での着物の反応はいかがですか?
最初は、リユースのお店で買った紬の着物をアメリカに持ち帰り仕事場に着ていくと、みんな喜んでくれたそうです。
現在のアメリカでの職場では日本人の同僚はお一人で、まわり色々な国籍の方が沢山いらっしゃるそうです。
日本以上に沢山の人種の方がいるからか着物を着ていくと、
「今日は何か特別なことでもあるの?」という質問や、
まれに「着物を着る時は下着をつけないって本当か?」など、好奇心の質問もあるそうです。
お聞きすると、日本で職場に着物を着ていくことのハードルの高さからすると、お国柄といえばそれまでですが「なんてウエルカムな国なんだ!」と思いました!
以前、記事で「着物通勤はネット業界の方が良いのでは?」と書きましたが、もしかしたら着物で仕事をするのは、日本でなくアメリカの方が良いのでは?と思ってしまいました(;^_^A
アメリカではどんな着姿ですか?
Yさんは袴大好きなので、9割9分くらいが、袴をつけているそうです。 ただ最近は袴をつけることが9分ほど減ったそうです(;^_^A
単衣で仕立てた大島紬もお持ちですが、お手入れのことも考えて、木綿の着物を愛用されているそうです。
ただ、日本でしっかりと水通しをした大島紬を仕立てたので、ご自宅で「押し洗い手洗い」でお手入れしているそうです。
何かトラブルにあわれたことはありますか?
アメリカでは着物を着ていて「日本の着物警察」のような何かトラブルに会ったことはありますか?とお聞きすると、
通りの向こうから数人のグループがやってきて、何かトラブルに巻き込まれるか?と警戒すると開口一番
「週に一度集まって、日本のアニメを鑑賞する会を開催しているんだが、君も参加しないか?」
という勧誘だったそうです(;^_^A
内心「コスプレじゃないんだけどなぁ(;^_^A」と思いながら、丁重にお断りしたそうです(;^_^A
Yさんとお会いしてお話しを伺うと、 日本で、やれ格がどうだとか、 着方がどうだとか、 いろいろと耳にする事や普段悩んでいることが、 拍子抜けするような楽しいお話しが聞けて、 すっと肩の荷が下りる用な気がします。
また、ラーメンでも食べに行きましょう^^
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