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  • 執筆者の写真裕樹 高野

OKANO GINZA SIX店へGO!


先週、GINZA SIXにある、OKANOさんに伺い、スタッフの指首太志(さしくび たいし)さんに、OKANOの魅力、OKANOが提案する男の着物の魅力を伺ってきました。


指首太志さんはOKANOさんで働く前は、NPOでジャカルタ、台湾などアジアを転々とされていたそうです。

訪れた先々の国の文化を現地で触れて

「どの国も、首都や大都市では高層ビルが立ち並び、  東京と変わらないファストファッションの服を着て、  世界がどこも同じような景色になってしまってるのでは?

 それぞれの国の魅力があるはずなのに、  何故どこも同じような景色になってしまうのか?  国々の魅力を伝えることはできないか?」

と思われたそうです。


海外での仕事を終えて日本に帰ってきて、“同じような景色”を変えたい、では自分で何ができるんだろうか?と考えて考えて考えて、日本には衣類として着物があるではないか?という思いに行きつきました。


まったく未知の分野、まずは今の着物屋さんを知ることからはじめよう!と思い、帰国して30店以上の着物屋さんをまわって勉強をし、OKANOさんにたどり着き、着物の販売を仕事にすることを決意されたそうです。


OKANOさんで仕事をはじめて4年が過ぎ、仕事にも慣れてきて特に強く思うことがあるそうです。

着物業界では、店頭では女性のスタッフが接客をする場合が圧倒的に多いので、売り場に「販売のプロフェッショナル」として、男性の販売員が増えて欲しいと思っているそうです。

お話しをお聞きしていて「着物販売の場合、(女性の着物を)着るという体験ができないので、異性の場合越えられない壁はありませんか?」と質問をさせていただくと、「確かに超えらない壁はありますが、それはむしろやりがいだと思っています。」との力強く、自信に満ちたお返事をいただきました!


「博多」と聞くと、「帯」と符丁のようにと答えが返ってくることが多いと思います。

博多帯の絹鳴りや締め心地は、鉄板だと思いますが、お召、紬、メーカーさんによっては袴地を織られているところもあることは、意外と知られていません。

今回お伺いしてOKANOさんの紬を手に取って拝見しましたが、世に言う“紬”のイメージよりも、はるかにしなやかで、ドレッシーな印象を受けました。


店頭の商品は、お召、紬、角帯、羽織紐、履物まであり、細々とした質問にお答えいただくと、

博多帯のメーカーというよりも博多織のメーカー。

博多織メーカーというよりも、OKANOというトータルコーディネートが提案できるブランドなんだと、改めて気が付きました。


ここ最近、スタッフの間で話題になっていることがあるそうです。

コロナの第二波のころから、

着物を着たい、着物に興味があるという

男性の方の来店が増えているそうです。

私がお伺いした時も、他のスタッフの方からも聞かれましたが、残念ながらお答えすることができませんでした(;^_^A

最近は、私が着はじめた頃に比べれば、格段に着姿をみることは増えたのですが、今回のコロナで何かが変わりはじめているのかもしれませんね。



指首太志さんにお話しを聞くと、商売ですので一人でも多くOKANOの商品の魅力を伝えてお買い上げいただきたいですが、そもそもの芯根の部分では「着姿を増やしたい」と考えているそうそうです。

「着物屋さんでよく聞くセールストークで『ちょっとしたパーティー』って、どんなパーティー何ですかね(苦笑)。

パーティーなどの華やいだ場ではもちろん、普段のワードロープとして着物を選んでいただきたいと思っています。」

ワードローブの一つになったほうが、“同じような景色”では無くなります!


また一人、男の着物について相談できる、頼もしい方と出会えました^^



近々、OKANO GINZA SIX店では、お店でセレクトした

「男きものスタートセット」の販売を開始するそうです!

セット内容は、きもの、帯、襦袢、草履、足袋、腰紐と、採寸し体型にあわせてお誂え(オーダーメイド)だそうです!


 

OKANO GINZA SIX店

ホームページ https://okano1897.jp/

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