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  • 執筆者の写真裕樹 高野

清澄白河・デニム着物の田巻屋さんへGO!


清澄白河にデニム着物を取り扱っている着物屋さんがあると聞き、 夏前に山椒庵さんを訪れた帰りに寄ってみたのが、 田巻屋さんとの出会いでした。

お店に入る早々、 「何か、ポップアップや催事の最中ですか?」 と聞きたくなるほど、 沢山のデニム着物を揃えていて驚きました!

何故、下町の清澄白河に、こんなにデニム着物があるのか? これは改めてお伺いしてお話しを聞こうと思い、 先日お伺いしてお話しをうかがってきました。

デニム着物を、5年位前から取り扱いをはじめたそうです。 田巻屋さんは大正13年創業の「老舗呉服店」で、お客様も取り扱われている着物や帯も絹布をメインとしたものが多く、デニム着物を取り扱おうと考えた時には、まずはスタッフにデニム着物の良さを理解・共感してもらうことからだったそうです。 最初は「デニムの着物が売れるのか?」と戸惑いもあったそうですが、すでに3000枚以上も販売され、スタッフの戸惑いも自信に変わってきたそうです。

振り返ってみると、 おもてなしセレクション」に掲載していただいたり、先日放送が終わってしまったTBSラジオ「久米宏のラジオなんですけど」をはじめメディアに取り上げていただいたことで、普段ではお会いする事のできない沢山の方にデニム着物を知っていただくことができ、弾みがついたそうです。

また、地の利も効きました。 深川は祭りの街、親しみやすいデニムでつくった着物の目新しさに、深川の男たちが面白がって買い求め増した。 絹布などをお買い求めになられていた女性のお客様も、普段の生活の中で慣れ親しんだデニムの気軽さや、自宅で気軽にお手入れができることから、お買い求めになられ、着物やロングコートの様に着られて楽しんでいるそうです。

お伺いした時には、店内にまだ浴衣が多く残っていたのでお聞きすると、海外からの東京都現代美術館への来館者の方がお土産にお買い求めになるらしく、田巻屋さんでは浴衣は一年を通して販売されているそうです。 「外国の方は体が大きな方もいて、サイズがあわなくて苦労されるんじゃありませんか?」とお聞きしたら、「深川は相撲部屋の街ですから、浴衣は5Lまで取り扱っています」と即答。 抜かりはありません^^

​商品開発もされているそうです。 写真は、オリジナルのデニムの角帯です。 また、先日、女性向けですが二部式の着物を発売に続き、 近々、デニム袴を発表されるそうです。 清澄白河・田巻屋さん、目が離せませんね。

 

サイト「男の着物」はTwitterでライブ放送をしています。 お時間あれば、お聞きください^^ Twitterアカウント

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