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  • 執筆者の写真裕樹 高野

着古した木綿の着物の裾の部分染めをしてみました その1

ジーンズ染めQで、着古した木綿の着物の裾の部分染めをしてみました。

10年以上に前にMENYA.fabricさんで購入した木綿の着物もずいぶんと着倒して、衿も切れ、クタクタになりましたが、解いてボロにするのはもったいなぁ~と思っていました。 先日、仕立てた絹布の着物に部分染めをしたオリジナルの着物でタガが外れたのか、このクタクタになった木綿の着物を、ジーンズ染めQで部分染めをしてみることにしました。

ジーンズ染めQとは? 詳しくはリンク先の公式サイトをご覧ください。https://somayq.com/products/somayq ざっくり言えば、 ・スプレーで布を染めることができます。 ・色止めなどの工程が不要です。 ・スプレーをした後は干すだけです。

何故、染料で染めなかったのか? ・お風呂場で染めたとしても、  飛び散った染料が落ちないのでは?  という危惧があったから。 ・染める時間が長く、吊っておく必要があるが、  お風呂場では吊ることができなかった。 ・すすぎ、色止めの工程が大変そうだった。

そめQで染めてみての「気づき」 ・裾回しを真っ黒に染めようと思いましたが、 1缶1000円弱のジーンズ染めQが2缶でも染まり切らなかった。 ・屋外でも風通しの悪いところだと、シンナー臭がこもる。 ・縫い目の部分などは、染まりにくいので少し開いて染めてあげる必要がある。​

ジーンズ染めQは、広い面積を染めるというよりも、 ワンポイントを染めたりするのに向いていると思います。

可能性は2つ ①クタクタに着古した仕立あがった着物や、  デニムの着物に、部分染めや図柄を追加することができる。

 →着物のアップサイクルにつながる。  →単一的になりがちな無地のデニムに、   新しい楽しみ方が提案できる。 ②染料での染めよりも小規模・手軽にできる。  →型を起こしてそれを使いまわしたりする、   ワークショップなども可能。

これからの検証・課題 まだ洗っておりませんの、家庭用の洗濯機で洗ってみて、色落ち、色移りの検証をしたいと思います。 「ジーンズ染めQ」だとコスパが悪いので、別商品の「染めQエアゾール」で染め具合などを試して検証したい。 ①まず、ベランダを新聞紙で養生します。

②着物を敷いて、染めたくない部分を新聞紙で養生します。  角っこの裏面にガムテープを貼って固定すると良いと思います。

③1缶目のスプレー。容量が小さいためうっすらとしか染まりません。

④2缶目のスプレーを使い切りました。  でも、まだ塗り残しがあります。

​⑤スプレーをする前は、アイロンをあてた方が良かったかもしれません。

 

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